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バセドウ病 体の外から、自分にとって良くないもの、例えば病原体のウィルスや細菌が侵入してくると病気になります。このような状態になると少し時間をかけながら体はそれに抵抗するものを作り、病気を治します。この抵抗するものを抵抗の「抗」という字と「体」という字とで組み合わせて「抗体」と呼びます。
 その後、全く同じ病原体が体に入ってきますと、体は覚えていますのですぐにそれに対する「抗体」を作り、病気になる前に防ぎます【あるいは軽症のうちに治します】。これが「免疫」というシステムで、「抗体」を作るのは白血球の仲間の「リンパ球」です。リンパ球はいいことをしている細胞ですので、我々の体の中には元々備わっています。
バセドウ病  リンパ球が体にとって悪いものに対して「抗体」を作っている限りは良い働きをしているわけですが、一部のリンパ球が自分の体の大切な成分や細胞に対してそれをいじめる「抗体」を作り、その結果として病気になることがあります。その原因はまだ良く分かっていませんが、自分のことを「自己」、病気のことを「疾患」と呼ぶことから、このような病気を「自己免疫疾患」といいます。バセドウ病では血液の中に甲状腺を刺激する抗体ができてきます。
 甲状腺はのど仏の下で、気管にはりついている臓器です。正常者の甲状腺は薄くて小さいので、見ても触っても分かりません。しかし、そこには脳(正確には下垂体)から命令を受けて甲状腺ホルモンを作る細胞【甲状腺濾胞細胞】とそれが取り囲んだホルモンの貯蔵庫がたくさんあります。この細胞は脳の命令を受け取る受け皿【受容体】、ちょうど手のようなものを持っています。正常な状態では、命令を受け取った細胞は活動し、命令を手離した細胞は休むというように適度に働いています。
バセドウ病 バセドウ病になると、甲状腺を刺激する抗体が脳の命令の替わりにこの手に結合して細胞を休みなく刺激しますので、細胞は大きくなりながらその数もどんどん増えて、甲状腺は大きくなります。また、結果として甲状腺ホルモンも過剰に作られ、この状態を甲状腺機能亢進症といいます。
バセドウ病 甲状腺ホルモンは体に元気を与えるホルモンですから、甲状腺機能亢進症になると元気の出すぎ、ちょうど走ったような状態になりますので、疲労感が強くなり、脈が速く汗をかき易くなったりします。寝ている間もジョギングしているような状態ですから体重が減少します。また、体を興奮させるタイプの自律神経も強く緊張させますので、手指、ひどい場合には体全体が震えるようになります。そのため、まずは甲状腺機能を正常化させることが急務となります。
石川内科クリニック 院長 石川直文

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